発表会で演奏する

　こんにちは。梅雨空の続く毎日ですが、私の師匠が主催する
音楽教室の発表会が、迫って来てます・・・。場所は、習志野文
化ホールです。

　私はピアノを辞めてた時期が数年間あり、ピアノ科出身者ほど
演奏が上手ではありません。私はテクニック面で欠点だらけな
分、表現力でカバーして演奏しておりますが、問題は色々あり
ます。発表会やＰＴＮＡピアノステップなどで、ベートーヴェンや
モーツァルトなどの作品を演奏したら、ピアノ科出身の先生から
テクニック面での欠点を書かれる可能性が高いので、私として
はオリジナル曲を演奏しております。オリジナル曲は、自分の表
現したい音を自由に書けますし、多少ミスがあってもごまかしが
利きますので、私は舞台で楽曲を演奏するにおいては、オリジ
ナル曲を中心にやっております。

　文章を拝読されて、みなさんはお気付きかもしれませんが、私
は私立音大の作曲専攻の出身です。これまでの日記をご覧に
なって、私の指導法においてはソルフェージュ関連の話しが多い
と、感じた方がいらっしゃると思います。従来のピアノレッスンでは、
３０分１曲マスターというパターンが多く、ソルフェージュや楽典を
後回しにするケースがほとんどですね。その考えは正直言って間
違ってますし、書く・歌う・聴く力はなるべく早いうちに学ぶ事をお
勧めします。音高・音大受験を機に初めて楽典やソルフェージュ
を学ぶケースがほとんどですが、そんな時期に学ぶのは手遅れ
だと私は思います。

　私自身も、ベートーヴェンやモーツァルトはもちろんのこと、他
にもショパンやドビュッシーなどの作品を師匠の先生に見てもらっ
て、勉強しております。ピアノ指導者としては未熟ですが、自分の
引き出しをより多く作るために、ＰＴＮＡ指導者セミナーはもちろん
のこと、他にも私の師匠の自宅レッスンで指導者ソルフェージュ
の勉強会に参加しております。舞台に出る機会は少ないのです
が、もっと自分を磨かなければいけませんね・・・。