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歌詞のイントネーション

 前回の「歌の作曲について」に引き続く、内容となってしま
います。作曲科出身者の評論的なネタになってしまい、読ん
でいて不愉快に思われる方も多いかもしれません。ご了承
くださいませ。

 日本語の楽曲で、歌詞のイントネーションに沿ってメロ
ディーラインが書かれてる作品といえば、童謡などの日本
歌曲や合唱曲といった、クラシック系の楽曲に多く見られま
す。学校の音楽の教科書に出てくる歌も、お勧めできます。
言葉のイントネーションや文章の区切りなどに合わせて、フ
レーズの切れ目やブレスをする場所を決めておくと、歌詞
の良さを活かした美しいメロディーラインの楽曲を生み出せ
ると、私は思います。また、瞬間転調などを含めて、コードの
使い方がおしゃれであれば、良い楽曲として高い評価を得ら
れるのではないでしょうか。

 ポップスなどの歌謡曲で、名曲として何十年も愛されてる楽
曲においては、歌詞のイントネーションに合わせて作曲された
ものは、そんなに多くはないと思います。しかし、当時は先に
詩を書いてから作曲されたものが多く、日本語の平坦な発音
に合わせてメロディーラインを書いていたと私は思います。中
島みゆきや松任谷由実(ユーミン)の楽曲は、歌詞のイントネ
ーションに合わせたメロディーにおいては、ちぐはぐな所もあり
ますが、言葉の比喩の使い方や日本語の平坦な言葉に合わ
せたメロディーラインにおいては、日本人には歌いやすいと、
私は思います。

 西洋のクラシック歌曲、童謡、日本歌曲、ジャズやポップス
など、音楽として価値の高い楽曲は名曲として、後世に残る
ものだと思います。


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