手作り教具の価値

　本日は晴れて気持ちが良い１日です。朝晩は寒いですが、昼間は日差しの影響で暖かく感じます。

　小さな生徒さんのためのレッスン教具について、ふと思った事があります。楽器店で売られてるものもあれば、教室ならではの手作りアイディアグッズもありますが、ほとんどが後者のパターンかもしれません。特にバスティン関連のものにおいては、全国のバスティン研究会や有名な教材研究者の先生方独自のアイディアグッズが圧倒的多数です。

　教具を作るには、手芸品もしくは画材店まで出かけて材料を購入し、可愛い色合いにデザインを考えてそれを組み立ててくっつけたら、出来あがりです！！バスティン・オンラインショップで購入する事もありますが、完成されたお値段の高いものもあります。そういったもので私の手作りの範囲で作れるものがあれば、コスト削減のために自分で作っております。

　小さなお子様のレッスンを担当するからこそ、先生の優しい温かみのある手作り教具が重宝されるのではないでしょうか。手作りお手玉は従来の小さいサイズだと、布や小豆の材料費及び人件費で数百円の価値だと思いますが、ピアノレッスン専用のジャンボサイズでは、かなりのコストになります。バスティン・オンラインショップのみならず、音楽グッズの業者でも最近は販売するようになりました。お手玉のお値段が１つ１，０００円ですが、布の中身の材料はなんとポップコーンになる前の固い粒なのです！！ポップコーンの粒は小豆よりもコストが安いといった事が、理由だそうです。

　手作りされたグッズは人件費がかかるので、お値段がそれなりに高くなります。逆にもしこれが機械で、便利かつ手軽に作れたら、お値段もそれなりに安くなると思います。私は決して器用な手先ではないのですが、自分で手作りできるものがあれば、やっていきたいと思います。

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