練習時間

　本日はさわやかな

秋晴れで、気持ち良い

真っ青な空ですね。

　練習時間はどれくらいがいいのだろうかと、

自問自答することがあります。プロの

演奏家なら、１日８時間くらいは当たり前のように練習しているかもしれません。しかし、その時間や数をこなす事だけが、全ての目的ではないと思います。

　

時間を節約して、要領良く演奏テクニック（メカニック面や表現力などを含む）をやるのはもちろんの事、他にも楽譜通りのやり方とは違った楽しむ方法もあります。例えば、

指の練習教則本で有名なハノンをやるには、ただユニゾンで弾くだけでなく、

楽譜通りに進んでも右手と左手を交互に引く事もあれば、スタッカートとレガートを交互に弾くといったアイディアもあります。また、両手でユニゾンを弾きながらも、片手はスタッカート、もう片方ではレガートといった何通りものアイディアがありますので、メカニックばかりを重視する考え方は間違ってると思います。

　有名な

楽曲の練習においては、まずは片手ずつゆっくりパート練習する事を思いつくかもしれません。右手もしくは左手の声部が多いものであれば、両手で弾いてみると知らない事の発見につながると思います。メロディー、内声ハーモニー、ベースをどのように表現したらいいのか、またその役割りを知る良い機会でもあります。楽曲分析をしてみると、片手パートを両手で弾いた時の感触がわかると思います。

　