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新緑の季節

 新年度が開始して1ヶ月が経ちました。ついこの間までは気温に寒暖の差がある桜の季節でしたが、今はようやく暖かい新緑の季節となりました。こちらの写真は地元の桜並木ですが、今は緑の通りとなりました。

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 4月28日(土)に、久しぶりに銀座へ出かけました。音楽ビアホール「銀座ライオン」で、私の大学の1年上の先輩がフルートを演奏しました。オペレッタ「天国と地獄」を上演し、歌い手が15人、楽器演奏者が10人という豪華メンバーでした。「天国と地獄」の作曲者はオッフェンバッハで、この曲は色々な所で流れております。TVのコマーシャルソングでは、文明堂の「カステラ1番、電話は2番・・・」の歌詞で有名ですし、学校の運動会ではリレー競技の時に必ずといっていいくらい、BGMで流れてますね。

 このストーリーは、夫婦でお互いに浮気三昧で、夫が妻の浮気相手を毒殺しようと試みたが、妻が先に亡くなってしまいました。どこからともなく「世論」が登場し、夫を冥界へ連れて行きました。天国へたどりつき、失恋をあざ笑ったり、浮気をつまびらかしにするなど、様々な神様たちが好き勝手な生活をしています。また妻の浮気の件も疑われた神々の王は、真犯人が弟の地獄王だと突き止め、妻を地上へ返してやれと命令しました。それを確かめる口実で神様ご一行は、楽しげに地獄へ向かいました。地獄へ来たものの、地獄王が天国に呼ばれたせいで、すっかり退屈した妻。夫婦の三角関係で騒然とするところへ夫が現れ、「妻を返してくださいと涙ながらに訴えました。そして最後はお互いに謝罪し、前を向いてハッピーエンドとなります。

 難しくて複雑なストーリーですが、オペラのストーリーは浮気に修羅場などがつきものです。身近なものでいえば、メロドラマのような世界ですね。Facebookで先輩とつながり、久々に会えて楽しい夜でした。

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