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導入期の音楽教育

 昨日、小田急線沿い町田駅のスガナミ楽器まで、PTNA指導者セミナーに出かけました。担当講師は導入期の指導と、バスティン研究者で有名な藤原亜津子先生です。

 ピアノをゼロから習う幼児のお子様に、どのようの声をかけて、ピアノに向かわせるかという事について、DVDを拝見しました。普通の先生ならば、即座に椅子に座らせてピアノに向かわせるのが当たり前と思われているでしょう。しかし、それは大きな間違いです。お子様の性格は十人十色ですし、大人しい性格の子もいれば、中にはやんちゃでおてんばなお子様もおります。後者に該当する場合は特に、ピアノを習うのに向いてないと思われるかもしれません。

 まずは英語音名のカードをA(ラ)からG(ソ)まで並べて、アルファベット遊びなどをしてからピアノに向かわせておりました。先生が2と3の指に可愛いお人形さんをつけて、ピアノの端っこの最低音から最高音まで全て白鍵で、階段登りをしました。それを歌いながらお子様が真似っ子して、今度は下りを一緒にやっておりました。他にも、数字の指番号を覚えるのに、指のじゃんけんや数字並べ替えの指動かしゲームなどをして楽しませてましたので、これこそが未就学児童のお子様への、文字が読めるための指導法だと思いました。これは大人しい子はもちろんの事、活発な子にも共通して楽しめるものだと思います。先生がお子様の立場になり、自分が生徒役になって鍵盤の場所当てクイズをやっていたのも、楽しいアイディアですね。また、お馴染みの先生のアイディアによる、お手玉と玉紐の手指トレーニングも披露しました

 はじめの入り口といえば、私の場合は教材のお勉強をついつい気にしてしまいます。幼児のお子様ですとピアノパーティーAですが、始めの曲が手をグーの形にして弾く曲なので、それを楽しめるお子様は多いですね。他にも、動物の鳴き声に例えて、ピアノの音の高さではどの辺になるのかといった、お遊びゲームもあります。私は教材の事を気にしがちな面が、やや杓子定規になっていると思います

 藤原亜津子先生は私の両親よりも何年か年上ですが、いつまでも心と頭を柔軟にしておだやかな性格で、気持ちが若々しいと思いました。私自身も先生を見習い、もう少し遊び心とやわらかな気持ちを持って、これからのレッスンに臨んでいく所存であります。

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