過度な期待に押し付けは禁物

　2014年も前半が終わりましたし、本日が6月最後の日ですね・・・。

　日々レッスンをしていく上で、保護者の方たちは我が子に対する期待は色々あると思います。特に日本人のお母様方はお父様の転勤で海外赴任をされた場合、現地のレッスンを受講する際にも自分の思い込みや期待を過度に要求しすぎる事が原因で、ネイティブのレッスン担当の先生からも危惧されてるそうです。

　これはfacebookにて交流している、東音企画の社長さんご夫妻が5月にバスティンメソッドの著者・Jane Bastien先生の暮らしているアメリカ・サンディエゴまで訪れた時の、バスティン家のご自宅レッスンの現地レポートをしてくださった時のエピソードなのです。時代の流れかもしれませんが、私はこれを聞いて大人として恥ずかしくてみっともないなと感じました。

　私のレッスンでも、体験レッスンや通常のレッスンで感じた事があります。お子様の欠点をやたらと電話やメールで愚痴っていて、いざレッスンをすれば文句を言ってお子様を攻撃する態度を何度も見ました。お子様はお母様のしがらみから逃れたい思いもあり、私には自分の正直な気持ちを態度で示してくれて心が爆発しているので、普段からの言動や接し方が裏目に出て、お母様の思い通りにならない結果が顕著になっているなと思いました。私としては初めて出会う親子ですが、お子様の長所を見てこれからの人生で豊かな心を持った賢い人になってもらいたいと思って引っ張っているのです。子供は大人よりも細かい所を見ていて、接し方や態度を感じ取る能力を持っているので油断禁物です。

　小さいうちはチョロチョロと色々な事に目が向いたり、やんちゃで元気な子など色々な性格の子がいます。お母様が完璧を求めるような大人しくて真面目な練習する子は、基本的に少ないのです。お母様としては、我が子の行動や態度を色々と心配されるかもしれませんが、もっと広い心を持って学習して接するべきだと思います。これが典型的な、器の小さいウジウジした決断力のない大人を生み出す原因だと私は思います。

　当教室でのレッスンを希望されるなら、お母様もお子様と一緒に広い視野と心を持って学習する事をお勧めします。

　詳しくは、教室ブログをご覧くださいませ。