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ジャズの歴史2 ジャズが生まれた19世紀のニューオリンズ

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19世紀のニューオリンズの三つの特徴

1. 国際都市
ニューオリンズがるルイジアナはフランス植民地、スペインの植民地であり、最終的に1803年にアメリカ合衆国に売却された。19世紀半ばアメリカで最も裕福な都市で、内陸の物資をカリブ海、南米、欧州に輸出する重要な都市であった。

2.奴隷交易の中心地
セネガンビア(現在のセネガルやコンゴ付近)を中心に西アフリカ海岸、ベニン、コンゴなどから連れてこられた黒人奴隷やその子孫を含めると、黒人奴隷の人口は1803年にニューオリンズの人口の1/3を占めていた。

3. 町中で音楽が演奏されていた
結婚式、葬式などあらゆる機会で常に音楽が演奏されていた。
特に、フランス人が持ち込んだマラディグラ(断食前の飽食のお祭り)では、町中が音楽に包まれていた。


ヨーロッパの植民者が西洋クラシック音楽を持ち込み、黒人奴隷は複雑なリズムを持ち込こんだ。この二つが融合し、街が音で溢れ、豊かな都市で音楽を演奏する機会が多かった。ニューオリンズでジャズが生まれたのは、まさに意図せざる人間の歴史の偶然が重なった結果だといえる。

ジャズ演奏するとこういった歴史を直接肌で感じることができるのでないだろうか。


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