エリーゼ音楽祭東京大会が終わりました。

こんにちは！

週末の3連休で行われたエリーゼ音楽祭東京大会が終わりました。

4日に2部門で参加しましたが、銀座ヤマハホールのベーゼンドルファーの響きは本当に素晴らしかったです。

最初の一音が立ち上がってきたときは、とても芳醇な深みのあるものを感じました。

ベーゼンドルファーの佇まいも高貴で、姿の美しさに圧倒されそうでした。


ですが、ここで圧倒されては本番でピアノが弾けないと思い、こみ上げてくるものをぐっと押しとどめ落ち着くことに努めました。

舞台袖で待つ間はえもいわれぬ気分でしたが、緊張の中、弾きとおしました。

今回は自分に足りてないものを、しっかり記しておこうと思います。

それは表現力です。

最も大事なものとも言えます。最後の詰めが甘かった。最後の詰めが大事なのに。

あとは作品の構成を考えて考えて、フレーズを自然に歌い、ニュアンスを変える。

音色を美しく、変化させて・・。

ピアノにゴールはないけど、今日も明日もピアノに向かい対話していきたいと思います。