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ヴィンテージピアニストの音②

文京区本郷もりやまピアノ教室サングリエの森山です。

当教室は指導歴50年、リトミック認定教室、ピアノ心の保健室登録教室、

ピアノ育脳講座受講教室です。

今日はいままでに聞いたヴィンテージピアニストの一人

メナヘム・プレスラーさんのコンサートのことをブログします。



2016年、あの日の夕方は雨まで降る寒い日でした。

以前から、テレビでのベルリンフィルとの共演や、

バイオリニスト庄司さやかさんとのレッスン風景などで

その演奏の素晴らしさを知っていたので、

実際の音を耳に出来るチャンスを心待ちにしていました。



前年に脳梗塞を患ったピアニストだった93歳の母を

車いすに乗せて外に出たのですが、

雨でタクシーがなく、アー、遅刻だとあせりながら、地下鉄の駅へ。

    

   ナント天の助け!空車のタクシーが目の前に



サントリ-ホールの会場はほぼ満席

車いす席を案内され着席。

1曲目ヘンデルの変奏曲、美しい光の粒子のようなパッセージは完璧天国。

普段は脳梗塞のせいであまり自分から話さない母が

 

   素晴らしいわね!の一言



続くショパンバラード3番 なんて暖かな 包み込まれるような音

後半はお得意のショパンやドビュッシー。

つかれた神経を優しく撫でられている様な心地よさ。

ずっと聞いていたいと思いました。



アンコールも終わりスタンディングオベーションの方もチラホラ。

隣の母にコートを着せようとしたところ、私の手を振り払って

    

    一人で立って拍手したのです。



母は普段は私がよいしょと引き上げないと立てないのに。



音楽の効果は凄いのですね


母も以前からプレスラーさんの音楽が大好きでしたから

なおさら効果が大きかったのだと思います。

母は、どんなコンサートでも感動したのではなく、

きらいなピアノの響きだと、

もう帰る、と言って前半だけ聞いて帰宅したコンサートもありました。



シニア育脳講座で、そのプレスラー先生のお弟子さんであられる

河村まなみ先生から 音楽を司る脳の分野は、

認知症になっても衰えにくい と勉強しました。



自分の理想とする音の世界を病気でも保ち続けた母。

その母と心から素敵と思うピアノの音を共有し、

感動を共にした思い出を作って下さって、

プレスラー先生 本当にありがとうございました。



ピアノの学びは一生もの

必ず音楽は、私たちに必要な恵みを与えてくれます。

当教室は只今生徒さん募集キャンペーン中です。

よろしくお願いいたします


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