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☆ちゃんと弾いている☆ちゃんと弾いているつもり☆

ピアノのレッスンでよくあるパターンの1つ。

「ここはこのように弾こうね」と実際に弾きながら伝えると、「え~。ちゃんとそう弾いてるよ」という言葉が返ってくる事が多々あります。実は私も小さい頃はそう思う事が何度もありました。

このような事が起きた時は、本当にちゃんと弾けているか確認しましょう。

何故なら、ちゃんと自分の耳で確認をしない限り、「自分はちゃんと弾いている」という思いはなかなか変わらないからです。


ハッキリわかる方法があります。

それは自分の弾いている演奏を「録音」するのです。今は手軽にスマホで動画が撮れるので、そのような方法でも構いません。

もし聴いてもよくわからないのであれば、もっと「聴く耳を育てる」必要がありますが、大方「自分が思っていた演奏とは違った」という結果になり、「自分はちゃんと弾いている」という思いは間違っていた事に気付かされます。



数年前に参加したピアノの合同発表会。私の生徒さんは大きな間違いもなく、どちらかと言えばとても良い形で演奏出来ました。

ところが演奏後に生徒さんは「自分が思ったように弾けなかった」とご両親に呟いたのです。

他に参加していたピアノ教室の生徒さんは、途中でわからなくなってしまったり、明らかに弾けてない箇所がありありと感じられるような演奏が多かったので、ご両親としては「その波にも呑まれずあれだけちゃんと弾いたのに、どうしてそのように感じてしまうのか」が理解出来なかったようです。

ピアノの発表会が終わった日。私は生徒さんの努力をちゃんと褒めてあげました。


私にはわかっていました。つまり、生徒さんがずっと練習してきた中での最高の演奏ではなかったのです。良く聴いていないとわからないくらいの細かな事でも、本人がそれを納得出来なかったらやはり落ち込みます。

でもこれは「とても素晴らしい成長」なのです。

安易に「弾けてる」と思ってしまったらそれまでです。「まだまだ弾けてない」と思うからこそ、更なる「成長」に向けて頑張るのです。


後日レッスンの時に、生徒さんとこの事についてじっくり話した事を、懐かしく思い出します☆彡


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