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どんな指づかいで曲を弾くのが正解?

みなさんは曲を弾く時の指づかいは

どうしていますか?




楽譜通りに弾いている。

または、自分で弾きやすいように

変えて弾いている。




その時によって、両方を使い分けて

弾かれる方もいらっしゃるでしょうね。




私は音大を受験することになって

新しく先生について驚いたことの一つが

指づかいでした。




それまでの先生は弾かされる曲が

練習曲中心だったことも

あったかと思いますが

「楽譜に書かれた指番号で弾く」

だったのです。




ところが、先生が変わって

単音でも大きな音がほしい時は

指を2本、3本使って弾くんです。




それはそれはビックリしました。

以前の先生には考えられないこと

だったので。




曲が難しくなってくると

楽譜通りには物理的に指が届かなくて

弾けないことがあります。




または右手と左手の音が入り組んでいて

左手の方が右手の一番低い音より

高い音を弾くとか・・・




シューマンのピアノ曲には

そういう作品が多いように思います。




彼の有名な「トロイメライ」

とってもきれいな曲ですよね。

これもそのひとつ。




先日のレッスンで生徒さんから

ここが弾きづらいと言われる所が

ありました。




大譜表の楽譜では、一般的に

ト音記号で書かれている上側は右手で

ヘ音記号で書かれている下側は左手で

弾くことが多いと思います。




ですが、その箇所を私が弾いてみると

手が勝手に違う弾き方をしていました。




つまり、楽譜では左手で弾くように

見えるのに、実際には右手で弾いている・・・




どうしてそうやって弾いたかというと

「手がラクだから」なんです。




お豆奏法で指ではなく腕を動かして

手を緩めて弾こうとすると

今まで使っていた運指とずいぶん違う

指づかいをしたくなる時があります。




結局レッスンでは

私が弾いた運指を試してみて

弾きやすいということで、指番号を

書き込んでいらっしゃいました。




でもこの弾きやすいと思った指づかい。

これは人によって違うんです。

手の大きさも違えば、手の器用さや

柔軟性も違ってくるからです。




ある程度、読譜力がついてこられると

最初から最後までいつも一緒に

譜読みをすることはなくなってきます。




でも私は最終的には先生がいなくても

自分の力で楽譜を読んで

自分で弾けるようになってほしいと

思っています。




そのためには、なにもかもいつも全て

最初から先生が教えてしまうのは

ちょっと違うような気がしています。




ただ、私の教室は2週間ごとに

レッスンを受けて頂くので

もし、間違っていたら

2週間、違ったまま練習されるわけです。




それって勿体無いですよね。

ピアノのレッスンって

ともすれば練習してきた曲を弾いて

違う所を指摘されたり

こんなふうに弾いた方がよかったり

答え合わせみたいなところがあります。




でも、無駄を省くというのか

勿体なく無いようにしようと思ったら

譜読みを一緒にやっていくことも

大切じゃないかなと思っています。




「出来上がった状態で

聴かせてもらう」 だけでなく

「今から譜読みをする曲を

一緒に見ていく」 そんなレッスンも

ありだと思います。




レッスンは人によってはもちろんのこと

同じ人でもその時によって

いろんなアプローチでやりたいなと

思っています (╹◡╹)


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