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先輩たちのおかげ

私の最初の生徒さんは、息子のお友だちのS君でした。
教室を始めたきっかけは、2021年10月のブログに書いていますが、当初は、頼まれたS君お一人を教えさせていただく感覚で、「教室」という意識ではありませんでした。
しばらくして、S君のお母様に「弟も教えてほしい」と頼まれ。
発表会は、第1回目から他の先生と合同で開催しているのですが、こちらの出演はS君兄弟と私の息子・娘の4人だけでした。
その後年々ご入会が増えていき、「より良い教室」「より良い先生」を模索しながら続けてきた結果、今は「理想の教室」像、「先生としてどうありたいか」が明確になってきました。

理想は、挙げればキリがないほどありますが、特に目指していた事の一つは「継承」です。
様々な年齢の多くの生徒さんにご在籍いただく事で、学校の伴奏オーディションや中学の音楽のテスト内容を、下の学年の生徒さんたちに受け継ぐ事ができています。
小中学校の様子は私には分かりませんから、こればかりは本当に、皆から聞ける話だけが頼り=皆のおかげなのです。


今日は、近くの小学校の卒業式。
6年生が歌う「旅立ちの日に」の伴奏者は、6年生の希望者の中からオーディションで決まるのですが、私の生徒さんが見事!合格を勝ち取りました。
レッスンや練習を本気で頑張ってくれた成果ですし、私の指導が間違っていなかったという事でもあると思うので、生徒さんにとっても私にとっても、自信に繋がる大変嬉しい結果でしたが。
もう一つの大きな要因は、過去にオーディションに合格した生徒さんたちから聞いた話・情報があったからだと思っています。
今回の生徒さんも、昨年合奏伴奏で合格しているのですが、今ご在籍の中学生以上が全員、伴奏経験があるので。
「教室の先輩たちの経験・聞かせてもらった色々な話のおかげで、オーディションに向けて良い準備ができたね、ありたいがたいね」と話しました。
「うちは“皆で頑張る教室”なの。生徒さんたち皆仲間。今回のあなたの合格も、これから年下の子たちの役に立つんだよ」と言ったら、更に嬉しそうに微笑んでくれました。


今は、発表会のソロ・連弾曲の練習大詰めの時期ですが、昨日は時間を取って「旅立ちの日に」の録音・動画撮影をしました。
「先生の歌あり・歌なし、どっちがいい?」と聞いたら、「歌あり!」と言ってくれたので(笑)
画面に入らないところで、心を込めて嬉しく歌わせていただきました。
録音は、グランドピアノのサイレントの録音機能を用いてるのでピアノ伴奏のみの音、動画には私の歌声も入っている状態です。
生徒さんの伴奏に合わせて歌える事は、先生として、声楽を学んでいる者として、この上ない喜びです。
幸せなひとときでした♡


午前中は、今頃伴奏を弾いてるかな…と想像しながら過ごしました。
お天気が良くて、写真もキレイに撮れた事でしょう。
ご卒業おめでとうございます!


数あるお教室の中から当教室を選んでくださった保護者の皆様と、通い続けてくださる生徒さんたちに導かれて今にたどり着きました。
深く感謝しながら、理想の教室を目指して、これからも進んで参りたいと思います。


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