日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

♪ コンクールって悪いこと?

今年の夏、伝統ある日本クラシック音楽コンクールピアノ部門の審査員をさせていただきました。



昨年全国大会に生徒が出場したのでお声をかけていただけたのだと思いますが、大変貴重な経験をさせていただけたことに感謝いたします。



遊びたい盛りの子ども達の努力と忍耐の日々を思うと、全員に最高点を付けてあげたくなりますが、そういうわけにもいかず、私なりに、私のコメントを読んだことでそれぞれの更なるレベルアップにつながって欲しいという思いを込めて審査用紙に記入しました。



皆さん素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

ぜひ、一人でも多くの参加者の方が全国大会まで進んで欲しいです。





コンクールには、いろんな考え方をされる方があります。



ピアノで他人と争うなんて...とか、どうせ優勝できないんだから出場しても仕方ない...とか、人それぞれの考え方があって当たり前ですが、私はピアノや音楽に対する考え方にスポーツなどと比べて偏見があるように思います。



もし、お子さんがサッカーや野球や水泳を習っていたら、習うのは良いけれど試合には出場する必要はないよ!どうせ負けるからなんて言いますか?

勝てない大会には出るな!って言いますか?

絶対言わないですよね。



私の息子が出来立てほやほやのサッカーチームに入った時は、ルールも戦略も全く知らないうちに練習試合に行きましたよ~

もちろん惨敗でしたし、それでも子供たちは悔しがっていました。



自分たちのレベルの低さを思い知り、もっと頑張ろう!と思いました。

その後、それぞれに努力して、地区選抜(通称トレセン)に選抜される子供たちが何人も出るチームに成長しました。



上手くいかなくて涙を流すこともあるでしょう。でも、せっかくのスッテプアップの機会を最初から閉ざしてしまうのはもったいないですね。

人生のいろいろな壁にぶつかった時に、壁を乗り越える力にもなるんですよ。



卒業生の中で、こんな話をした子がいます。

高校受験期も休まずレッスンに通ってくれた頑張り屋さんですが、受験ひと月前に、今から受験を考えると緊張します。



というので、



ピアノのコンクールに比べたらどーってことないよ~。コンクールは普段どんなに上手く弾けていても、本番でミスったら終わりだけど、受験は間違えても消して書き直せるでしょ~。直ぐに思い出せなくても必ず頭の中のどこかに記憶してるはずだから時間内なら何回でも考え直せるよね?



こんな話をしたら、そっかぁ~、書き直せるもんね!と、元気になって無事志望校に合格しました。



今は、大人や、アマチュアでないと出場出来ないコンクールもあります。

自分のレベルアップや実力を知るために、コンクールに参加してみませんか?







↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント