Beyer No.81　について解説します。

はじめてのピアノ子ども個人レッスン

【ピアノ講座】バイエル81番 Beyer No.81について今回も80番と同じように、

転調が出てきます。

80番の時は、D dur からG durへの

転調でしたが、

81番では、A dur から

下属調のD durへの

転調になります。

調号として

ソにナチュラルがつき

ファとドにだけ＃がつきますので

転調したことが、

一目瞭然です。

最初の８小節は、

アウフタクトしかも

P(ピアノ・弱く）で始まる

スケールを中心とした

とても旋律的な

メロディーです。

9~16小節の転調した部分では、

mF(メゾフォルテ・少し強く）で

1拍目にアクセントが付いたり

逆に１拍目に８分休符

用いることにより

拍感を高め

緊張感を持たせています。

またこの転調部分には、

リピートが付けてあり

1番カッコと2番カッコ

の微妙な違いにより

再びA durに戻る

きっかけを作ってくれています。

８小節及び13~15小節では

転調への呼び水として

『ラ』の同音連打が出て参りますが、

指遣いによる音のばらつきに

気をつけましょう。

曲全体を通し左手を

leggiero(レッジェーロ・軽く）

で弾けるように

私の解説動画です。

どうぞご覧ください。

https://youtu.be/akojZcRe2ow

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