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憧れの「乙女の祈り」

当教室に、レッスンに来られている
大人の生徒さんが、

前の曲はいい感じに仕上がってきて
この曲を
最後まで弾いてみたかったとおっしゃって
持ってこられた曲が「乙女の祈り」
1.2ページ弾いていただくと、
なかなかよく弾いておられ、
次から細かくレッスンすることに
なりました。

     乙女の祈りは、
ピアノを習う多くの人が、
弾けるようになりたいと憧れる曲とも
言われてきましたが、  

最近、教室の生徒さんは
あまり弾きたいと言われることかなかったので、とても久しぶりです。


以前放映された「らららクラシック」
によると、

19世紀中頃に欧米でその楽譜が爆発的な
売り上げで、世界初の
ミリオンヒット作品ともいわれ、
日本でも長く愛され続け、
誰もが
どこかで聴いたことがある身近なクラシック作品となっています。
しかし現在、ヨーロッパでは忘れ去られた
作品となり、作曲したバダジェフスカに
ついても知る人はほとんどいない
のだそうです。

番組ではなぜ忘れ去られてしまったか、
さらに追っていましたが..


「乙女の祈り」を作曲したのは、ポーランド人の女性音楽家、テクラ・バダジェフスカ。


【彼女の写真や肖像画は、第二次世界大戦の戦火に焼かれ残っていません。分かっていることは、22歳の若さで「乙女の祈り」を発表した こと。そしてこの曲が、聖母マリアの物語を描いた宗教的な音楽であるということでした。


「乙女の祈り」が発表された19世紀中頃は、 貴族に代わり台頭した市民たちが、こぞってピアノを手にしていた時代。ショパンやリストなどの美しいピアノ曲に憧れが集まり、ピアノのレッスンが大流行していました。当時の若い女性にとって、ピアノを習うことは、良い結婚をするために必要な条件でもあり、「乙女の祈り」はそんな女性たちや親たちにとって、難しすぎないけれど聴き映えがするという、求められた要素が詰まった作品でした。有名な音楽雑誌の付録として楽譜が売り出された「乙女の祈り」は、瞬く間に売り上げ100万部を超える大ヒットとなりました。



「乙女の祈り」が日本にやってきたのは大正時代の前後と言われています。そして、戦後の高度成長期にピアノが爆発的に普及すると、その清らかなメロディーが生む上品な雰囲気から、この曲は豊かな生活の象徴となり、一躍、女の子たちの憧れの作品ともなったのです】



この「乙女の祈り」
変ホ長調で転調もなく、使われる和声も3つほどしかないのですが、オクターブで奏でるメロディラインは、固くならずに美しく弾きたいところですし、アルペジオ、トリル、手の交差などいくつかポイントが
あります。

 次回からのレッスン、楽しみです❣️


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