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ドイツ・ロマン派の星、シューマンってVol.2

前回のブログの続きです。
トロイメライの作曲者シューマンについて、少し知っていただきたくシューマンの生い立ちをご紹介。(日本シューマン協会札幌支部長なもので)

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ときにシューマン18歳、ベートーヴェンに憧れ、シュトゥルム・ウント・ドラングを引き継いで当時の文壇を席巻していたドイツ・ロマン派の中心的作家ジャン・パウルやホフマンに熱狂的に傾倒し、ドイツ・ロマン派の息吹を体いっぱいに吸い込んだ文学青年でした。
初めて故郷を離れ、都会で青春を謳歌する時代の始まりです。
故郷では母の思いに沿おうと試みたシューマンでしたが、ドイツ・ロマン派文学と音楽の魅力に抗えず、学業を半ばで打ち切り、のちの妻となる天才ピアニスト・クララの父で著名なピアノ教師であったヴィークの門を叩き、ピアニストとして身を立てることを目指します。
ヴィークの力添えも得てどうにか母を説得し、晴れて音楽家としての道を歩み始めます。
ピアニストとしての遅いスタートを補おうと我流の無理な練習で手を痛めてからは、音楽に関する文筆活動と作曲に専心するようになります。
いつもシューマンを側で見守っていたクララは、シューマンのピアノ作品をシューマンに代わって演奏していくことを心に誓い、二人は次第に愛し合うようになります。
当代きってのピアニストと駆け出しの作曲家の不均衡はヴィークの不興を買い、ヴィークによる必死の引き離し行動は若い恋人たちを引き裂き、その後10年にわたって二人は傷つきながら苦しい愛を育み貫いていくことになります。


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